現在の住宅ローンの利子率は今春と比べると確かにかなり高くなっています。私も”高利子率”という言葉をつい使ってしまっていますが、現在の利子率は歴史的にみて本当に高いのでしょうか?
以下は70年代から現在までの、住宅ローンの利子率の変遷と、$400,000のローンを10%の頭金で組んだ時の毎月の返済額を示したものです。これをみると、コロナ禍時の利子率3%などは、まさに異次元の低さであったことがよくわかります。現在の6-7%の利子率は確かに以前よりは高いですが、歴史的にみると普通、あるいは低利子率の範疇に入るのかもしれません。